花粉症の検査
~花粉症の検査について~
花粉症の検査の全体像
むぎ耳鼻咽喉科では花粉症を含むアレルギー性鼻炎に関連する検査として以下のものを実施しています。
アレルギー性鼻炎が疑われる場合、下記のような流れで実施します。
アレルゲンの検査にも費用がかかるため、まずは事前の検査で、アレルギーの有無を調べます。アレルギー反応があった方は希望をご確認し、アレルゲンの検査を実施します。
アレルギー反応の検査
鼻汁好酸球検査 | 方法:鼻水の採取 |
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期間:その場で判定 |
アレルギーがあるかどうかを調べる検査です。
鼻水の中に好酸球というアレルギーのときに多く出る細胞があるかどうかを調べます。
たくさんあればアレルギーの可能性が強くなります。鼻水から検査ができますので採血の必要がありませんが、アレルゲンの判定はできません。
アレルゲンの検査
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RAST 方法:採血 期間:判定まで1週間 血液検査で体の中の抗体の量を調べる検査です。
いろいろな種類の原因物質について調べることができ、アレルギーの程度もわかりますが、保険診療では、1回の採血で13種類までと制限されています。 -
VIEW39 方法:採血 期間:判定まで1週間 RAST法同様、血液検査で抗体の量を調べる検査です。
吸入系19種類、食餌系20種類の合計39種類の主要なアレルゲンを1度に検査することができます。 -
イムノキャップラピッド 方法:採血 期間:その場で判定 特定の8種類の抗原のみの検査ですが、指先からの採血で検査ができるため子供でも実施しやすく、結果も20分で判定できます。採血を怖がる子供にお勧めの検査です。